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プロフィール

荒添美穂

Author:荒添美穂


☆公認システム監査人
☆システム監査技術者
☆ITCインストラクター
☆総務省電子政府推進委員
☆中小機構CIO育成チーフアドバイザー
・・・ 他

大学での講義や年間80件以上のセミナーを開催。
アイディア勝負のブルーオーシャン戦略支援を得意とする、中小企業の経営コンサル業を営み25年。
ネット活用の売上拡大支援では90%以上を売上3倍以上を、SEO対策は100%の成果を実現している。
創業支援から経営コンサルの育成・教育まで、「ありがとう」と言われるコンサルティングを身上とする。
※ 中小企業基盤整備機構、日本商工会議所、各所の中小企業支援センター、みらさぽ等の専門家派遣可


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渋滞予測って何?

高速道路の料金設定の変化など例年にない状況で、渋滞を予測するって・・・不思議ではありませんでしたか?


私は“理系の経済”出身で、大学では、統計分析・確率の視点から経済を捉えようなことを教わりました。
数理統計の成績は良くなかったものの、『○○県の人口予測』なんて課題は楽しかったのを覚えております。


ただ、就職してからはじめに持った担当仕事
潮流解析~テトラポットの置き方で海岸線はどう変化するか~では、 本当に苦しい思いをいたしました。

当時の予測って、
過去のデータを分析
 ・影響を及ぼす要因に分解  ・各要因の現象への影響度を把握
 ・影響を及ぼす各要因を変化させる要因を把握
将来を予測
 ・影響を及ぼす各要因の変化を予測
 ・全ての影響を及ぼす要因を再現して足し合わせる
というふうに、過去の現象をどのように分解し、将来その分解した要因がどう変化するかを考える、 要因事象が主役でした。


ところが、潮流って、台風や地震などの突発要因の影響があまりに大きく、どうにも予測が難しかったのでございます。


さて、
このお盆の土日、実家は車で1時間以内という私は、遠出をすることもなく、
両親や娘たちとテレビを見ていたところ、ニュースではお盆の渋滞予測話題が花盛り!!!


高速道路の料金設定の変化など例年にない状況で、渋滞を予測する って・・・まさか、誰かのお告げとか、カンとかじゃないよね~ と、次女が言い出しました。

お盆期間高速道路無料の昨年に比べ、今年は土日だけ・・・しかも無料区間も複雑に介在・・・

交通シミュレータの精度もあがってるしなんて思いこみでいた私でしたが、 どんな風に予測しているのか、
言われれば、確かに不思議なことです。


そこで少し調べてみましたところ、面白い記事と出会いました。


2005年に発表された フェロモンモデル:交通渋滞予測への適用 (Pheromone Model: Application to Traffic Congestion Prediction)という論文がです。
※本位田真一氏、岩崎弘利氏、深沢良彰氏、安藤靖志氏、増谷修氏、佐々木宏氏執筆
抄録:(筆者抜き書き)
蟻や蜂を代表とする社会性昆虫は,フェロモンと呼ばれる情報伝達物質を利用することで, トップダウン式に情報を与えなくても高度な群行動をとることが知られている。

我々は,交通情報の集中的な制御に潜在する様々な問題を解決すべく,
ITS(最先端の情報通信技術を用いて人と道路と車両とを情報で繋いで、事故や渋滞など交通問題を解決する新しい交通システム)に対して,このフェロモンのメカニズムの適用可能性を検討してきた。

本論文では,車速センサを搭載した車をフェロモンの発生源とみなし, フェロモン量の変化を交通の集中度として表現することで,交通管制センタを介さず, より新鮮な周辺情報を利用して狭範囲,短時間先の渋滞予測を行う手法を提案する。

そして,本手法の有効性を検証するために,実測交通データを用いてシミュレーションを行った。

シミュレーションでは,各々の車エージェントが自車付近の渋滞情報をフェロモンとして その場に残しながら走行する。 このフェロモンは蒸発・拡散モデルに従って周辺に分布させた。 その結果,後続車に対して有用な予測情報を提供できることを確認した。 更に,フェロモンの発生・蒸発パラメータに応じた予測精度の変化を,シミュレーション実験より明らかにした。


要するに、
① 前を行く(前方に見える)車のスピードが落ちてきた
  ↓
② この先は混んでるんだろうな
  ↓
★連鎖連動的スピード減退(通常)
★わき道に逃げる派発生
★出かけるのをやめよう派発生 という予測をきちんとやるってことでしょう。
①の認知が、車載センサや通信デバイスで行われ、
②の予測が、数式で行われる
つまり、車両自身が交通情報を収集し、集めた情報を発信集約することで、予測する
情報をフェロモンと呼ぶあたりが、面白いですよね。 『車が渋滞度に応じたフェロモンを放出』って、画期的な表現!


行動経済学、心理経済学と並んで、私的には大変興味深い内容でした。

何にしても、ひとの行動を理解することが大切だと思うのです。


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